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土の耕し方
普通の土は踏み固められたり、雨に叩かれてかたく締まっっています。そんな土も耕すことで空気が入り、通気性がよく水はけのよい土にすることができます。
クワを使って土を耕す場合は、まず30cmくらいの深さまで掘り起こし、土を反転させます。クワの刃を上にして、柄の真ん中と下部をしっかりと持ちます。畑の土にクワの刃を30〜45度の角度で入れ、土の中で地面と平行になるまで差し込んでから抜き出します。
クワをあまり高く振り上げず、刃の重みを利用して振り子のようにリズミカルに行うと、力を入れずにうまく耕すことができます。畑の手前から順に前進して耕します。スコップの場合は、畑の土に足を使ってスコップを深く差し込み、土を起こして裏返します。畑の奥から手前に、後退しながら耕します。
クワやスコップで耕すと、時間がかかるだけでなく体力も消耗してしまいます。また、耕し方が悪いと土にかたまりが残ってしまうこともあります。このように大変な作業を助けてくれるのが耕うん機です。
刃が回転するため、土がよく混ざり、土のかたまりも細かく砕けます。土が固い時は、同じ場所を2〜3回押して柔らかくしていきましょう。耕うん機は、耕すだけでなく、畝をつくったり、マルチを張ったり、土寄せしたりと便利な機能が満載されています。高齢者の方や女性にも使いやすい、軽量でコンパクトな機種もあります。
カセットボンベで動く耕運機